京都光華女子大学 卒
2006年入社
検査測定部 課長
これが私の仕事
寸法測定・検査受託サービス。製造業における各種コストの削減を支援
製品にはあらかじめ、この数値で作りたいという設計図があります。この設計図と実際の製品の誤差を、顕微鏡などの測定具を使って数値化する仕事をしています。
文系出身なので、図面を読んだり数字を扱ったりする仕事に最初は不安もありましたが、専門企業としてのノウハウが凝縮したマニュアルと、親切丁寧な先輩方のおかげで、徐々に慣れることが出来ました。メーカーの品質管理部門と違い、毎日いろいろな製品を取り扱います。中には難しい案件もありますが、みんなで知恵を出し合って一緒に解決しています。
2010年からは3年半ほどの間、同僚と一緒に上海拠点を任されていました。測定だけではなく、現地スタッフの技術指導や現場管理など全体的な仕事をした経験は、自信や応用力となって現在も様々な場面で役に立っています。
一番うれしかったエピソード
仕事を通じて、自己成長していると実感できたこと。
若手にも責任のある仕事をさせてもらえる会社です。
私は1年目からISO推進委員の大役を任されました。当初は、山ほどの書類に困惑しましたが、新人の発言も軽視されることなく誰もが協力的で何とかやっていけました。通常業務では縁遠い方とも親しくなれたり、会社全体の流れを把握出来たりと役得も多かったです。
展示会のアテンドや海外勤務も早いうちに経験できて良かったと感じています。外からの視点で自分の属する集団をみると、新たな発見がたくさんあります。文化の違いに驚いたり、未知の分野で苦労・工夫したりすることで、自分の価値観について深く考る機会にもなりました。
会社としては、若手にお金と期待をかけて育てることにリスクもある中、温かく見守り、成長を喜んでいただける環境は、非常に貴重でありがたいです。
この会社を選んだ理由
助け合い、笑い合える気負わない人間関係のなかで仕事ができます。
見識を広げるためにも、説明会には業界や職種にこだわらず参加するようにしていました。
今の会社を知ったきっかけは、大学の就職支援室で先輩の就職先紹介を見たことです。一見して何をする会社なのかが分からなかったことに、かえって興味を惹かれました。
説明会に行ってみると、社長を始め先輩方の表情が明るく、とても気さくで雰囲気が良かったことを覚えています。自分の仕事が社会でどう活かされるのかが分かりやすい点も魅力的でした。
だれでも自分なりの意見を言え、失敗を恐れず行動できる、和気あいあいとした環境なので、「こうしたらどうだろう?」「じゃあやってみよう!」というように、自分たちで会社をよりよく変えていける実感が持てる会社です。その分、責任や判断力は要求されますが、それもまた、やりがいに繋がると思います。
これまでのキャリア
入社17年目、検査測定部配属(二次元測定、三次元測定担当)→副主任就任(6年目)
→課長補佐就任(8年目)→課長就任(9年目)
ISO推進委員に就任(1年目)以降、3年間務める
上海赴任(5年目~3年間)
2014年上海より帰任
リバースエンジニアリング事業責任者(8年目)
就職活動のアドバイス
どういう働き方をしたいのか、仕事をするということが自分にとってどういう位置付けなのか。自分の内面を探ることは難しいですが、就職は人生の大きな岐路だけに、自分が譲れない部分を再確認してから臨むのが良いと思います。
最初に入る会社は良くも悪くも自分の中で、ある種の基準になります。長く勤めるためにも、仕事内容だけでなく、社風や経営方針に納得できるかを見極めることが大切かもしれません。
皆さんが良い会社と出会えることをお祈りしています。